トレカの原点、ココにあり|ポケモンカードGB
日本初のトレーディングカードゲーム
1998年12月18日に任天堂から発売された「ポケモンカードGB」です!
1996年に日本で最初に作られたトレーディングカードゲーム(知らなかった!)である、ポケモンカードを デジタルゲーム化したタイトルです。
ゲームボーイカラーにも対応しており、当時としては新鮮な、携帯機とは思えないカラフルなグラフィックでプレイすることができました。
どんなゲーム?
基本的なルールは実際のポケモンカードと変わりません。ルール自体はそれなりに複雑なのでココでは割愛します。
http://www.pokemon-card.com/rules/play/
プレイヤーはポケモンカードが大好きな主人公を操作し、各町にいるジムリーダーたちと対戦していきます。
対戦に勝つと新しいカードが入ったパックや、バッジをもらうことができ、最終的に四天王を倒すとゲームクリアとなります。
対戦で得たカードを自分のデッキに入れることで、どんどんとデッキをカスタマイズしていく楽しさがあります。
大枠の流れが、普通のポケモンとほぼ同じなのでストーリーも非常に分かりやすくなっているのが特徴です。
イイね!ポイント
比較的複雑な部類に入るポケモンカードゲームを、ゲームボーイの小さな画面で必要十分な要素でしっかりと再現できていることが素晴らしいです!
アイコン表現や画面切り替えをうまく使いつつも、カードの図柄など、プレイヤーが見たいものはちゃんと大きく見せている設計がとても優れていると思います。
また、トレーディングカードゲーム特有のデッキを構築する楽しさも、ちゃんとプレイヤーが能動的に見つけられるようにデザインされています。
各町にいるジムリーダーはそれぞれ特徴のある(1つの属性に特化した)デッキを使うので、それに有利なデッキを構築することで楽に勝つことが出来るようになっています。
デッキを構築せずとも無理やり突破は出来るのですが、方針が明確なのでデッキをさくっとつくて攻略するほうがスムーズに進め、プレイヤーのストレスも減るので、能動的にデッキを作ってみようと思うことができます。
あとは何より音楽が最高です。ほんとに。すごく耳に残ります。
ヨクナイね!ポイント
ゲームボーイ版に限らずですが、ポケモンカードゲーム自体が後発の様々なトレーディングカードゲームに負けてしまっているのが残念です。
小学生向けにしては少し複雑なルールだったことと、ポケモンの数にカードの上限が依存してしまうことが原因かなとは思いますが、トレーディングカードゲームはルールを大幅に変えることがほぼ不可能なので、最初のゲームデザインがいかに大事かを思い知らされますね…。
余談
自分の好きなカードはこれでした。
あと、思い出してめちゃくちゃ懐かしくなったんですが、こんなのも有りましたね…
得られる経験値
- デジタルカードゲームが流行るポテンシャルは昔から秘めていた
- それをHearthStoneがかっさらっていった
- 何か(アニメやゲームなど)に依存するカードゲームは拡張がむずかしい
3連休も良いゲームライフを!