ペラペラのキャラには味がある|パラッパラッパー
これぞ元祖音ゲー!
1996年12月6日にソニー・コンピュータエンタテインメントが発売した「パラッパラッパー」です!
私が初めてプレイステーションと一緒に買ってもらったゲームです。当時はそもそも「音ゲー」というジャンルが無かったため、説明書も読まずにプレイした私は何がなんだかわからずにすぐに投げ出してしまいました。
ですが、プレイステーションでこのソフトしか持っていなかったため、やむ無くプレイしていくうちにこのゲームの面白さと気持ちよさにハマり、すっかり虜になってしまったという経緯があります。
どんなゲーム?
いまやゲームセンターで不動の人気を誇る「音ゲー」ですが、そのジャンルの最初のゲームです。
画面を流れるパラッパのアイコンが、各ボタンのマークと重なったタイミングでそのボタンを押す、というルールです。
最初に先生のお手本が流れるので、その後に同じことをします。 このタイミングがリズムにあっているので、音楽に乗りながらノリノリでプレイできるというわけです。
しかも、音楽をミュージシャンの松浦雅也(元PSY・S)、キャラクターデザインおよびコミカライズをロドニー・アラン・グリーンブラット、ゲームシナリオを伊藤ガビン、セリフなどをMC RYUが手がけたことでも話題となり、当時のヒップホップカルチャーを髣髴とさせるおしゃれさも人気要素の1つでした。
イイね!ポイント
何と言ってもこのゲームの功績は新しいゲームジャンルを創りだしたということに尽きるでしょう。
このタイトルを起点にして音楽でゲームをするということが世界中に受け入れられたと思います。 いままで「聴く」だけだった音楽が、誰もが「遊べる」こととなり、音ゲーというジャンルを確立させるに至りました。
また、音楽に合わせてノリノリになって必要以上にボタンを押すとスコアが稼げるという、アレンジ的な仕様も入っていて、開発者が如何にして音楽を楽しませようとしていたかが伝わってきます。
ヨクナイね!ポイント
もったいない!良いキャラなんだから、パラッパをもっと使い倒そうよSCEさん。
あ、一応こんなん出てましたね…。
得られる経験値
- ヒップホップをベースにしたゲームは少ない
- 世の中にはまだまだ「ゲーム化」できるものがありそう
- 語感の良さは大事
明日も良いゲームライフを!