気圧でバトル!高気圧ボーイ
未だにルールがわからない伝説のゲーム
思い出してしまいました、今まで記憶の彼方に忘れ去られていたゲームを。
コナミ株式会社から1998年7月2日に、ゲームボーイ向けに発売された1人用カードバトルゲーム「高気圧ボーイ」です。
低気圧軍に支配された場所を高気圧軍が奪回しようと戦いに挑む、天気をモチーフにした斬新なストーリーのゲームです。
ゲームに登場する用語が天気予報に関するものなのも特徴となっています。
ゲーム企画は、テレビアニメ版『ポケットモンスター』のプロデューサーでもあるスタジオ旬の代表・吉川兆二が担当し、「おはスタ」とのタイアップも行われ、お天気キャラクターとして一時期、本作の主要キャラクターの「アメダス」が出演していたようですね。
どんなゲーム?
ジャンルはカードバトルとなっており、お互いにモンスターカードを出しあい、強化カードなどを使いながら、相手の気圧(hPa)を1000以上にしたら高気圧軍の勝利、1000未満ならば低気圧軍の勝利となります。
敵キャラクターとは、五戦行い三勝した方の勝利となります。
味方が勝利した場合は相手の土地を奪うことができ、相手の陣地を奪うことによってストーリーか進んでゆきます。
私自身、久しぶりに動画を見てこのゲームを思い出したのですが、ルールを全く覚えていませんでした…。
そしておそらく、現役でプレイしていた時もルールにピンときていないまま遊んでいたと思います…。
イイね!ポイント
天気をモチーフにして、気圧(hPa)をパラメータにした、その発想でしょうか。
おそらく途中でゲームとしてきちんと成立させるのがかなり厳しいとわかりつつも、何とかそれっぽい形にしてリリースしたこだわりと責任感はすごいなと思います。
ゲーム開発会社にいた身として、途中で引き返せない辛さはものすごく分かるんですが、諦める勇気も必要だったのでは、とも思います…。
ヨクナイね!ポイント
兎にも角にもルールがわかりづらすぎて…。
子供向けのゲームにもかかわらず、大人にもルールがわからないのは致命的だと思います。
ただ、とりあえず数字の大きいカードを出せば勝てるのでプレイ自体は可能なんですが、納得感がないので全く気持ちよくありません。
モチーフや世界観は悪く無いと思うので、版権譲ってもらえたら、うまいこと料理してリリースしたいと思います!w
得られる経験値
- 立ち返る勇気
- ユーザー目線
- 天気モチーフって意外とスキマかも
今日も良いゲームライフを!