大切なことはすべてゲームが教えてくれた

今まで遊んだゲームの分析を主に書いています。

パクリではない、オマージュだ|もんすたあ★レース

モンスターを走らせて競え!

1998年3月6日にコーエーから発売された、ゲームボーイ用ソフト「もんすたあ★レース」です!

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ポケモンを筆頭に、デジモンやメダロットといった「集めて育てて戦う」ゲームが乱立していた当時に、新たな切り口で立ち向かったタイトルです。

おそらく知名度はものすごく低いと思いますが、個人的には5周くらいプレイした、思い入れのあるタイトルです。

どんなゲーム?

基本はポケモンと大差ありません。

最初に3匹のうちから好きな1匹を貰って冒険に出て、草むらで新しいモンスターを捕まえながら強敵に立ち向かっていきます。

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唯一違うのはその戦わせ方です。

ポケモンであれば、直接攻撃しあってHPを0にしたほうが勝ちですよね。

このタイトルの場合はモンスターを走らせて、先にゴールしたほうが勝ちというルールなのです。

なんともほのぼのとしていて平和的だと思いませんか。

非暴力主義のガンジーが涙を流して喜びそうなゲームです。

ゲーム画面はこんな感じです。

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コースは砂地草むらといった様々な地形があり、各モンスターには得意な地形があります。

ポケモンで言う「属性」みたいなものですね。

そのため、プレイヤーには刻々と変化する地形に合わせて、手持ちのモンスターからスタミナの残っているやつを選んで送り出すという思考が求められます。

イイね!ポイント

ポケモンと大きく異なるのは、戦闘のリアルタイム性です。

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じっくり時間をかけて考えられるターン制のポケモンと違い、素早く最適解を見つけ出す遊びが非常に新鮮でした。

また、その最適解自体もそんなに難しくなく求められるため、あたかも自分の頭の回転が早いように錯覚して気持よくなれます。

当時絶対王者だったポケモンと比べて、そこの違いが新鮮でよかったポイントだと思います。

ヨクナイね!ポイント

よくこのブログでも書きますが、シリーズを終わらせてしまったのがとてももったいないです。

「レース」という性質上、複数人対戦にも転用しやすかったり、観客側にもなにか遊びを用意できたり(BETするとか)、ランダム性を入れやすかったりするので、非常に拡張性を備えたタイトルだと思うのですが…。

スマホで出しましょう!ディレクションさせてください!!

得られる経験値

  • リアルタイムストラテジーをカジュアルにしたらワンチャンあるかも
  • キャラデザインは大事(マスコットキャラ)

明日も良いゲームライフを!