読んだ本を忘れないようにするための読書術とは?
本を読み始めました
去年の中旬頃から、スキマ時間に本を読み始めました。
今いる会社ではかなりの人が読書をしており、それに感化された形になります。
今日からは自分が読んだ本についても、いわゆる書評記事を書いていこうと思います。
書評を書くことには、読書をより効率的にするための秘訣が隠されているのですから…。
読んだら忘れない読書術
「読書を始めるぞ!」と意気込むにあたって、まずは2つのことをしました。
1. Kindleを買ってハードルを上げる
まずはAmazonでKindle PaperWhiteを買いました。
敢えて読書にしか用途のないKindleを買うことによって、自分を追い込んだのです。
使用感などについては別途レビュー記事でも書こうと思いますが、結論から言うと最高です。
電車に乗っている間にぱっと出してさっと読めるし、文庫本を片手に読んでいる人に比べてちょっとハイテクな優越感も感じられますしね。
おかげさまで、読書ライフがかなり捗っています。
2. 最初に読む本は慎重に
次に、最初に読む本をかなり時間を書けて選びました。
私の場合、本を読んでも内容をすぐに忘れてしまい、全く身にならない事がよくあります。
まずは「これを克服しないといくら数を読んでも意味が無い」と思い、関連書籍を調べていった結果、この本と出会いました。
この本には、精神科医である著者の樺沢 紫苑氏が、独自の視点から書いた「どうすれば読んだ本を忘れにくくなるか」が、とても読みやすくまとめられています。
また、Kindleを例にした電子書籍の読書術についても書かれており、非常に時代に即した内容となっています。
真の読書とはアウトプット
この本を読んだことによって、自分の読書に足りていなかったものを明確に知ることができました。
それはアウトプットだったのです。
人間の脳は、ただ目で見るだけでなく、手を動かしたり話したりと、動作に絡めることだより記憶に残りやすくなるという性質があるようです。
これは試験勉強の時にただ参考書を読むだけでなく、練習問題を解くほうが公式などを覚えやすいことで実証済みですよね。
さらに、3日・1週間・1ヶ月と間を空けて3回ほど思い出すことで、より深く記憶に残るというのです。
この「思い出す」というアウトプットが非常に大事なようで、こうやって文章に起こしたり同じ本を読んだ人と話したりと、その方法は問いません。
また、読みながら本にマーカーを引くことも簡単にできるアウトプットとして効果があるようです。
本を読んでインプットしたら、かならずそれをアウトプットする。
そうすることでいままでよりも遥かに、記憶に残る読書をすることができます。
本を読むだけで上位2%の層に入れる
さらにこの本によると(数値はちょっと曖昧ですが)月に本を5冊以上定期的に読んでいる人は、日本人の2%しか居ないというのです。
たしかに改めて電車内を見渡してみても、読書をしている人はほんの少ししか居ません。
電車の中でこの程度ですから、日常生活のなかで普段から読書をしている人は確かにもっと少なくなるでしょう。
つまり、本を定期的に読むだけで、人口の2%の層に食い込むことができて、読んでいない人とどんどん知識量の差をつけることが可能なのです。
たかが80年程度の人生で経験できることには限りがあります。
ですが、本には過去に生きてきた人や自分とは違う生き方をしてきた人の様々な経験値が詰まっています。
きちんと身につく読書をするだけで、これらの経験をグイグイ吸収することができ、自分一人の人生では到底得られなかった経験や知恵を身に着けていくことができてしまうのです。
ほら、本を読みたくなってきませんか?笑
私は完全にこの本のおかげで読書に価値を見出すことができました。
読むだけでは意味が無い
よく、目標として「今年は本を10冊読む!」といったものが立てられますが、結局、数を読めばいいというものでもなく如何に自分の血悪となったかが大事だと思います。
この本によって身につけた読書術を駆使して、アウトプットまで含めた読書を心がけていきたいです。
このブログの書評を始めたきっかけもそこにあったりするのでした。
お読みいただき、ありがとうございました!