大切なことはすべてゲームが教えてくれた

今まで遊んだゲームの分析を主に書いています。

ゲームシステム初めてシリーズ1「ベルトスクロールアクション」

生み出されてきた数々のシステム

いままで自分のプレイしてきたゲームについてレビューを書いてきたこのブログですが、 改めて振り返ってみると本当に様々なゲームが世の中に排出されているんだなと実感できます。

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ドラクエが誕生してから今年で30周年になりますが、コンピューターゲームの歴史はもう少し長く そこには先人たちが頭を捻り尽くして考えだした、素晴らしいゲームシステムがあります。

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そこでふと思ったのです。

そんなゲームシステムの「初めて」はどのタイトルだったのか?

そのゲームシステムはどのように進化を遂げていったのか?

いまなお受け継がれているのか?

それを紐解いていくのも面白いんじゃないかと。

そこで「ゲームシステム初めてシリーズ」と題して、今ではメジャーとなっているゲームシステムについての歴史を辿っていくことにしました。

記念すべき第一回は「ベルトスクロールアクション」について探ってみたいと思います!

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ベルトスクロールアクションとは?

一部wikipediaから引用しますが、基本的には斜め上方から見下ろしたゲームフィールド上で敵キャラクターと戦うゲームシステムです。

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プレイヤーは開始時に選択したキャラクターを操作して前方に進んでいき、次々と現れる敵を倒しながらゲームクリアを目指します。

基本的なゲームの流れとしては、以下のようになります。

  1. プレイヤーが前方に進んでいると敵が登場し、画面のスクロールが固定されてそれ以上先に進めなくなる。
  2. 先に進むには、その状態から規定数の敵を倒す、もしくは敵を全滅させることが必要になる。
  3. 条件を満たすとフィールドのスクロールが可能となり、再び先に進んでいくと新しい敵が現れる。

このパターンを繰り返し、ボスが待つ目的地方向へと進行していきます。

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フィールドをベルト(帯)に見立てると、横に長いベルトをひたすら横方向にスクロールさせながらゲームを進行させていくということになることから「ベルトスクロールアクション」と呼ばれるようになりました。

過去、フィールドがスクロールするアクションゲームやシューティングゲームは数多く存在しましたが、それらのほとんどにおいて、例えば「スーパーマリオブラザーズ」、「魔界村」のような「水平視点の横スクロールゲーム」では「前後への歩行(X軸)+ジャンプ(Y軸)」、「戦場の狼」のような「斜め上視点の縦スクロールゲーム」では「左右移動(X軸)+上下移動(Y軸)」といったように、プレイヤーキャラクターは2軸のみの移動しかできませんでした。

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それらに対し、横スクロールゲームでありながらフィールドを斜め上から描写し「前後への歩行(X軸)+左右移動(Z軸)+ジャンプ(Y軸)」という3軸全ての方向への操作を成立させた点が、このジャンルの大きな特徴であり、発明といえるのです。

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初タイトルは「くにおくん」

一般的に、このベルトスクロールアクションの始祖と言われるタイトルは、1986年5月にテクノスジャパンから発売されたアーケードゲーム「熱血硬派くにおくん」でした!

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くにおくんというと2頭身のデフォルメキャラが印象的ですが、初代くにおくんはいかつい8等身キャラでしたよ!

以降、ファイナルファイトやくにおくんシリーズ、ダブルドラゴンなどなどつぎつぎと名作が誕生していくことになります。

アーケードゲームで多く見られ、それがスーパーファミコンに移植されるケースが多く、時代を物語っていますね。

最新タイトルは「ドラゴンズクラウン」

ちなみに最も新しいタイトルでベルトスクロールアクションを採用しているのは、アトラスの「ドラゴンズクラウン」でした。

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私もVITA版をプレイしていましたが、確かにどこか昔懐かしい2Dアクションでしたね。

その代わりにヌルヌル動く美麗な2Dグラフィックが最先端を物語っていて、とても気持ちよくプレイ出来たのを覚えています。

ドラゴンズクラウンの発売が2013年なので、かれこれ3年近くベルトスクロールアクションのタイトルは出ていません。

近年だと、コンシューマ機よりもスマートフォンの方が向いているのかもしれませんね!

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得られる経験値

  • 殴りあう系以外でベルトスクロールアクションが確立できたら革命
  • スマホの横持ち操作に向いていそう
  • 縦方向のベルトスクロールアクションというのは可能性あるかも

明日も良いゲームライフを!