ドラクエの主人公は絶対にしゃべらない|ドラゴンクエストヒーローズ
ドラクエ無双がやってきた!
2015年2月26日に発売されたPlayStation 4とPlayStation 3用ゲームソフト「ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城」です!
発売するまでは、比較的「ただのお祭り無双ゲーでしょ」ってな感じで、タイトルの割に世間の期待は低かった印象でしたが、いざ発売されてみるといたるところにドラクエらしさが散りばめられていて、ただの無双オマージュではない、きちんとしたドラクエであることを実感させられました。
どんなゲーム?
開発は、無双シリーズで有名なωフォースが行なっています。
基本的には無双のように、迫り来る大量のモンスター軍団を攻撃や魔法を駆使して、ばったばったとなぎ倒していくゲームです。
プレイヤーは、最大4人まで編成可能なパーティを組んで、敵の軍団と戦います。
操作するのは一人ですが、戦闘中好きなタイミングで操作キャラを切り替えられるので、ピンチの時はベホマラーが使えるキャラに変えて全体回復する、といった戦略が重要になってきます。
また、主人公以外のキャラは、歴代ドラクエシリーズの仲間キャラたちが登場します。 歴代の主人公が登場しなかったのは、さすがですね。
イイね!ポイント
無双の爽快感とドラクエで感じられる成長感をうまく融合しているゲームだと思いました。
基本の流れは
- 戦いに行く
- 戦いを通してレベルアップする
- 新しいスキルなどを取得する
- 拠点に戻って装備を新調する
というものですが、ゲーム設計の基本であるアンロックの仕組みをキチンと使って、モチベーションを維持させています。
新しい能力や装備を手に入れると、それを使ってみたくなるのでまたプレイする、といったサイクルですね!
また、今までのドラクエではあまり感じることのできなかったモンスターの大きさを感じられるのも、このゲームの魅力だと思います。
ちなみにドラクエは主人公=プレイヤー自身なので、絶対に主人公は喋りません。
本作はスピンオフなので主人公はバリバリ喋ってますが、歴代の主人公が登場しなかったのは、そこをキチンと守ったからだと思っています。
ヨクナイね!ポイント
やはり少し途中から単調に感じてしまう場面もありました。
無双シリーズの知見を活かして、例えばリアルタイムに二手に分かれて進む場面をもっと増やしたり、二人同時プレイなども盛りこんであるともっと良かったかなと思います。
続編に期待しましょう!
得られる経験値
- 一度決めたポリシーは貫け
- アンロックをきちんとデザインすること
明日も良いゲームライフを!