大切なことはすべてゲームが教えてくれた

今まで遊んだゲームの分析を主に書いています。

グランダー武蔵|川のぬし釣り 秘境を求めて

ヌシを求めて秘境を行脚!

1998年8月20日にパック・イン・ソフトから発売されたプレイステーション用釣りゲーム「川のぬし釣り 秘境を求めて」です。

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ファミコン時代から続く、ぬし釣りシリーズのプレイステーション版で、個人的にはシリーズの中でもっとも面白かったタイトルです。 釣りゲームというとかなりターゲットが絞られてしまいそうですが、このタイトルはRPG要素が強いので釣りを知らなくてもプレイでき、なんならそのまま釣りにハマるきっかけになるソフトだと思います。

どんなゲーム?

とある田舎にすむ家族の中から1人を、主人公として選んでプレイすることになります。父や妹など、それぞれが「ぬし」を探しに行く動機も異なっており、能力値にも多少の差異があります。

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基本の流れとしては、川で魚を釣り、それを売ることでお金を稼いでより良い釣具を調達していくというものです。 また、マップ上には困っている人がたくさんいるので、その人達を助けることで新たな移動手段が手に入ったりして、少しずつ「ぬし」へと近づいていくことができます。

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さらに、釣りゲームなのにRPGっぽくさせている所以として敵との戦闘があります。

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道を歩いていると突然、野生動物との戦闘に入ります。行動によっては戦わないこともできますが、普通に戦って殴り倒すことも可能です。 しかも、それによって主人公のレベルが上がり、ルアーをより遠くまで投げられるようになったりします。

動物虐待で訴えられそうですが、個人的には好きなシステムです。

イイね!ポイント

釣り要素にしても、RPG要素にしても、欲張ってシステムを複雑にしすぎず、割りきってどちらもゆるくしていることがとてもいいなと思います。 「誰にでも、渓流釣りの楽しさとのんびりさを感じて欲しい」というコンセプトがすごく伝わりやすく作られています。

自分自身も、このタイトルとグランダー武蔵の影響で釣りにハマることになり、未だに続いているので…。

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子供の頃に受けた影響って、本当に大きいものだなと思いました。

ヨクナイね!ポイント

ゲームバランスはイマイチでした。特に動物がやたら強く、序盤に軽い気持ちで戦いを挑むと、カラスごときに瞬殺されます。 愕然とした記憶があるので、そこのバランスだけはもうすこしゆるくして欲しかったですね。

得られる経験値

  • 自分が未体験のことは、まずゲームを通して体験してみると良い
  • 子供の頃の興味は大切に
  • 釣りの奥深さとほのぼのさ

明日も良いゲームライフを!