大切なことはすべてゲームが教えてくれた

今まで遊んだゲームの分析を主に書いています。

真面目に不真面目になる大切さ|エアガイツ

FFキャラたちの夢のバトル!

1998年12月17日にスクウェアからPlayStation用ゲームソフトとして発売された「エアガイツ」です。

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家庭用が出る前はアーケードで先行してリリースされていた、3D格闘ゲームです。 そのウリは何と言ってもクラウドセフィロスといった FFキャラが操作できることにあったのではないかと思います。

どんなゲーム?

制作会社であるドリームファクトリーは「バーチャファイター」や「鉄拳」といった、メジャーな格闘ゲームのスタッフが立ち上げた会社で、過去には「トバルNo.1」といった格ゲーをリリースしていました。

トバルNo.1 - Wikipedia

また、前述のとおりコラボキャラとしてクラウドやセフィロスも参戦するなど、いろいろな意味でゲーマーにとっては話題となったゲームです。

ジャンルとしてはバーチャや鉄拳と同じ、3D格闘ゲームですが、これらの3D格闘ゲームでは基本的に相手と向かい合っているのに対し、エアガイツではフィールド内を縦横無尽に走り回ることができます。

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これはトバルでも採用されていたゲームシステムで、当時としては斬新で、自由度の高い格闘ゲームでした。今で言うところのナルティメットストームなどに繋がるのかもしれません。

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また、PS版ではブランニュークエストという1人用の探索モードもあり、そちらも十分に楽しめる内容となっていました。

イイね!ポイント

基本的な内容はトバルとほとんど変わっていないのですが、個人的にはブランニュークエストがお気に入りでした。

3D格闘の操作なのですが、そもそもがフィールド内を自由に動けるシステムだったので、それをそのまま使ってうまくアドベンチャーに落とし込んでいます。 要するにマップ内を探索していて、敵が現れたら3D格ゲーになる、みたいな流れです。

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当時田舎に住んでいて、対戦相手もろくにいなかった自分は、格ゲーはほとんどトレーニングモードで過ごしていましたが、このモードのおかげでワクワク楽しみながら腕前も少しは上達することができました。

アイテムを集めたり、レベルアップしたりと、ボリュームも十分にあって、このモードだけでもプレイする価値があったなと記憶しています。

うっすらとした記憶ですが、開始地点付近にある井戸に入ったら出てくる敵が滅茶苦茶強くて瞬殺された思い出が残っています…。

ヨクナイね!ポイント

記憶ですが、まぁとにかく硬派で地味なゲームだった印象があります。BGMも「流れてなかったんじゃないか?」と思うくらい印象に残っていないですし、エフェクトや演出などもどれをとっても、ただただ地味だった記憶があります。

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ものすごく格ゲーにまじめなひとたちが、ものすごくちゃんとした心意気で作ったことはヒシヒシと感じられるのですが、おそらくそれにユーザーが付いてこれていなかった印象です。

多少はおちゃらける要素だったり、抜けてるところだったり、ド派手なエフェクトだったりで、ユーザーを煽れるような作りになっていたらもっと良かったかなと思います。

得られる経験値

  • 真面目すぎると引かれることもある
  • コラボの話題性は一時的になりがち
  • 効果音(SE)はすごく大事

明日も良いゲームライフを!