大切なことはすべてゲームが教えてくれた

今まで遊んだゲームの分析を主に書いています。

編み物の季節に打って付け!|ヨッシーウールワールド

毛糸の世界で大冒険!

任天堂とグッド・フィールが開発し、任天堂より2015年7月16日に発売された、Wii U専用アクションゲーム「ヨッシーウールワールド」です!

f:id:noots:20151119011318j:plain

まぁもうとにかくヨッシーに癒やされまくる、とんでもなく可愛らしいゲームです。

毛糸の質感も、WiiUのパワーをフル活用して非常に繊細に描かれていて、本当に毛糸で作られたアニメを動かしているかのような体験ができます。 SFCのビッグタイトル「ヨッシーアイランド」やN64の「ヨッシーストーリー」の系譜をきちんと受け継いだ、しっかりとしたアクションゲームです。

どんなゲーム?

横スクロールアクションゲームなので、走ったり飛んだり、敵を飲み込んで(卵じゃなくて)毛糸玉にして、それを投げたりしながらステージを進めていくゲームです。

今作は「毛糸」がテーマということもあり、ステージにある結び目を見つけて解くことであらたな道がひらけたり、 大きな敵を飲み込むと大きな毛糸玉ができたりと、コンセプトと絡めた仕掛けが盛り沢山です。

f:id:noots:20151119011715j:plain

1つ1つのステージは15〜20分ほどでクリアできるボリュームとなっており、ラスボスまでのクリア時間は10〜15時間程度だと思います。

過去作同様に、ステージ内にあるフラワーやコインといったコレクト要素もあるので、一度クリアしたステージでもやり込むことが可能です。

イイね!ポイント

ゲーム全体を通しての難易度設計が素晴らしかったと思います。序盤は誰でも、コレクト要素を完全に集めてクリアすることができ、中盤からはゲームが苦手だと、クリアはできますがコレクト要素が集めづらくなっていきます。そして終盤はクリア自体のハードルが上がる、という設計になっていました。

f:id:noots:20151119012031j:plain

また、ステージ内で集められるビーズを使って、隠しアイテムが見つけやすくなったりダメージが減ったりするお助けアイテムを購入することもでき、頑張れば誰にでもクリアできるようになっていた設計が非常に素晴らしいと思いました。

また、ソフトに付属してくる、あみぐるみのヨッシーamiboのクオリティの高さも尋常ではなく、今でも我が家でリッチな置物として鎮座しております。

f:id:noots:20151119012228j:plain

ヨクナイね!ポイント

我が家の嫁がヨッシー大好きなので、当然このゲームをプレイしたのですが、前述のお助けアイテムを断固として使おうとしませんでした

そのうえで「全然クリアできない!フラワー見つからない!」とプンスカしてステージ2くらいでやめてしまったという事が起きました。

確かに、お助けアイテムを買えばクリアは簡単になるのですが、スマホを断固として無課金でやる人のように、そういったものに頼ること自体が嫌だという人も少なく無いと思います。

f:id:noots:20151119012453j:plain

そういった人たちでも気持ちよくゲームをクリアさせるエンジンを作ることができたなら、1つの発明になるかなと思いました。

例えば、何度も死んだらあからさまに助けるのではなく、こっそり…すこしずつ、敵の配置数が減っていくなどです。

得られる経験値

  • ◯◯を毛糸で編んだ風にする、というデザイン着眼点はまだ未開拓だと思う
  • おちゃらけが許されるIPを持っているところは強い
  • 抱き合わせ商法はずるい
www.youtube.com

天気悪いですが、明日も良いゲームライフを!