大切なことはすべてゲームが教えてくれた

今まで遊んだゲームの分析を主に書いています。

GAME ONで見つけた、3つの発見

ゲームの大展示会、お台場に上陸

平日にもかかわらず、どうしても見たかったゲームの展示を見るべく有給を使って行ってきました! 「GAME ON」

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以前、埼玉で開催された「あそぶ!ゲーム展」に引き続き、ゲームの展示会に行くのはこれが二回目となります。

www.noots.info

今回の記事では、このGAME ONに実際に行ってみて感じられたことや、おすすめの展示物などについて紹介したいと思います!熱量高めでいつもより長文ですが、最後までお付き合いください。

なにを見る?

GAME ONに行くにあたって、自分なりに見たいものや見るべきポイントを決めてから行くことにしました。

今回は、展示されているゲームのプレイはメインの目的ではありません。 展示されているゲームはすべて過去に発売されたものであり、Youtubeとかで調べればいくらでも情報は得られますからね!

それよりも、そこに来ている人たちの生の声を聞くことで、いろいろなゲームに対するリアクションを見てみたいという気持ちが強くありました。

また、体感しないとその凄さがわからないであろうPS VRについても気になっていました。

ということで、今回は

  • 来場者の年齢層や表情をみる
  • PS VRを体験する

主にこの2つを主目的としていくことにしました!

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チケットは予め買っておくべし

会場である日本科学未来館へは、東京テレポート駅から歩いて行くことにしました。

ここで誤算になったのが駅から会場までがクソ遠いということ。

だいたい20分くらい早足で歩いてようやく到着。。。すでに時間は10時15分ごろになっていました。

コンビニでチケットを買っておくという選択肢もあったのですが、値段も当日券と同じだったため現地で買うことに。 しかしこれもまた誤算に。

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チケット売り場に長蛇の列が。。。

そう、この時期は春休みまっただ中でゲーム好きな小中学生がわんさか来場していたのです。

平日だと思ってなめていたのが大きなタイムロスを生んでしまいました。

なんとかチケットを買い、PS VRの整理券をもらいにまたしても列に並びます。

並んでいる間はPS Vitaでロマンシングサガ2をプレイ。周囲の小学生は不思議そうに覗きこんでいきました。

平行して配られていたマインクラフトの整理券が圧倒的に捌けていくも、なんとかPS VR「PlayRoom」の整理券を手に入れることができました。

いよいよ会場へと進んでいきます!

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歴代の名作がズラリ

会場に入ると、8ビット風のピコピコBGMがお出迎え。

場内は大きく8つのSTAGEに区切られおり、各STAGEのコンセプトに沿ったゲームが展示されています。

あそぶ!ゲーム展では年代にそってゲームが展示されていましたが、ここでは各STAGEごとに時代の変化を感じることができ、また違った感覚で見ることができました。

ディグダグやギャラガと言った名作アーケードゲームが実際の筐体で動いているのも、ゲーマーとしてはアツくなれるポイントでしたよ!

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チケット売り場で気づいたとおり、会場の中には親子連れが多くいました。

普通であれば、この手のイベントは子どもがはしゃぐだけになって親は待ちぼうけですがGAME ONは違っていました。

まずここに1つめの発見がありました。

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その1:親父の勇姿を見せつけろ

それは、スペースインベーダーやパックマン、ファミコンの初代ロックマンといった昔のゲームを、子どもそっちのけで父親たちがプレイしていたことです。

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しかもそれを食い入る様に子どもが見ており、何なら賞賛の眼差しすら感じられます。

普段は子どもたちが主役である「ゲーム」という世界の中で、親が活躍しているというのは彼らにとってもかなり新鮮なのではないでしょうか。

よくよく考えてみれば、日常において大人と子どもが対等に渡り合える、あわよくば子どもたちが自分たちのほうが優れていると思っている分野において大人が活躍できる場面というのはそう無いのかもしれません。

そういった意味でもこのような光景を見られたのはとても貴重な経験でした。

親がゲームの世界でヒーローになれるゲーム、なんてのも面白いかな、と。

さらにその子どもたちから2つめの発見もさせてもらいました。

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その2:ハイグラフィックはおまけ

子どもたちをよく見てみると、今昔のゲーム問わずとにかく目をキラキラさせながらコントローラーに飛びついているのが印象的でした。

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おそらく子どもたちにとって「なんか面白そう!」と思うのに、ハイエンドなグラフィックは関係ないのだと思います。

あわよくばプリミティブな昔のゲームのほうが、その興味をそそりやすいかもしれません。

生まれた時からCGグラフィックが当たり前に存在していた今の子どもたちにとって、昔のゲームがどう映るかとても興味深かったのですが、なんてことはありませんでした。 子どもたちの持つ好奇心や想像力は今も昔も変わっていません。

「何だよこのゲーム、見た目しょぼーい」って言われてたら、どうしようかと思ってましたが汗

グラフィックが優れていようがいまいが関係なく、仕組みや動きだけでも子どもたちをワクワクさせられるんだという確信が、2つめの発見でした。

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その3:ゲームってなんでおもしろい?

最後は、私自身がずっと抱いていた悩みを解消してくれる、かなり衝撃的な発見でした。

それは会場内で、ゲームの面白さが分かりやすく体系化されて説明されていたことです。

会場内のモニターに流れる映像で、その説明は流れていました。

誰も気にもとめていなかったその映像ですが、内容がとてつもなく充実しており、人間が「楽しい」「気持ちいい」と感じられるゲームの仕組みが紹介されていたのです。

思わず立ち止まって動画をとっていた私を、不思議そうに見ながら何人かの小学生が通り過ぎて行きました笑

この分析に既存のゲームを当てはめていくことで、ゲームの仕組みをとても分かりやすく、構造的に分解していくことができます。

たとえばギャラガのように動いているものを狙う、というのはウイイレで味方選手に上手くパスを出すという遊びと本質の楽しさは同じ、と言った具合です。

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さらに出口の売店で見つけたのですが、会場で流れていたその動画の内容が一冊の本としてもまとまっていました。

思わずその場で買ってしまいましたが、Amazonでも買えるようですので気になった方はぜひ読んでみてください。

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ゲームってやっぱりおもしろい

今回このGAME ONに行ってみて感じられたのは、まさにこの一言でした。

会場の隅には、有野課長や石黒教授、真鍋大度さんなど各界の著名人がゲームについて語っている動画が流れていたのですが、それぞれの人生とゲームの関連性が垣間見えて、しかも今だに冷めない熱量を持ったりしていて、やっぱりゲームって人の心を動かす、誰でもできる最高の娯楽だなと実感しました。

自分もゲームだけにとどまらず、いろいろな手段を学んで応用して混ぜて、人の心を動かすすっごく面白いものをつくり続けていきたいと改めて思うと同時に、気を引き締めるきっかけになりました。

GAME ONは5月30日までやっているそうなので、ぜひ平日に有給をとって行ってみてください!

www.fujitv.co.jp

明日も良いゲームライフを!