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ケンカはテレビの中でやれ|くにおくんの時代劇だよ全員集合

オールスター総出演の人情時代劇!

本日のゲームは、テクノスジャパンより1991年7月26日に発売された「くにおくんの時代劇だよ全員集合」です!

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数あるファミコンソフトの中でも、確実にトップ10に食い込むであろう、不朽の名作です。 ジャンルとしては、アクションRPGといったところでしょうか。同時に二人プレイも可能です。

ファミコンで数多くのシリーズがリリースされたくにおくんですが、その集大成として、時代劇を舞台に様々なキャラクターが登場します。

どんなゲーム?

プレイヤーは主人公の「くにまさ」を操り、さらわれた娘を助けるために日本全土を駆けまわって、悪者を成敗していきます。 2人で遊ぶ場合は、2Pは「つるまつ」という、ハゲかけた冴えないキャラを操作することになります。

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右下にいるメガネが「つるまつ」です。

基本的な操作は、歴代くにおくんシリーズと変わらずで、おなじみのまっはぱんちせんぷうきゃくを駆使しながら敵をバッタバッタとなぎ倒していきます。

画面内に複数の敵が同時に出てくるのも当時は新鮮で、今思えばコーエーテクモの「無双シリーズ」の先駆けだったのかもしれません!!

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2人で遊ぶ場合は、味方の投げたアイテムなどが味方にヒットしますので、敵そっちのけで味方同士で殴り合いに発展するのも、このゲームの醍醐味と言えるでしょう。

イイね!ポイント

とにかく2人で遊ぶのが半端無く面白いです。一人の敵をふたりがかりでボコボコにしたり、味方同士で殴りあったり…。 テレビの中の世界なら、怪我もしないので思う存分に殴り合いが出来ました。

とはいえ、ネット対戦など無かったので、当然一緒にプレイしている味方はすぐ隣りにいます。

そのままの流れでリアルファイトに発展することもよくありました笑

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いくらデジタルの中でのケンカとはいえ、相手の姿は見えていたので、様子をうかがいながらぎりぎりリアル喧嘩にならないような範囲で楽しんでいたものです。 今は完全にネット上だけのケンカが横行し、察することのできない人たちが超えちゃいけないラインを平然と超えてしまう時代になってしまいました。

そういう人達には、このゲームをプレイさせておきましょう。

また、画面の下に敵の台詞が出るのも面白く、小学生たちのボキャブラリーを増やすのに大きく寄与したと思います笑

ヨクナイね!ポイント

このゲームには、いろいろな裏技が存在しています。未だに不思議なのが、ネットもない当時にそれが口コミですごいスピードで広まったことです。 自分もこのゲームを手に入れた時には、なぜかいくつかの裏技を知っていました。

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そのせいで初プレイはあっけなくクリアしてしまったのですが、やはりそれはちょっともったいなかったなと思います。

もし、その裏技情報が公式から流されていたものだったのなら、情報の出し方はもう少し考えたほうが良かったかなと、残念に思います。

そうではなく、本当に口コミだけで広まったのなら、小学生のネットワークにただただ驚愕するばかりです。

得られる経験値

  • 相手がブチ切れるギリギリのラインを察する能力
  • 江戸時代の日本の地名
  • べらんめえ調

明日も良いゲームライフを!