確率無視の究極じゃんけん|じゃんけんマン
勝率?3割なわけがないだろう
今日はいつもと違って、ゲームセンターのタイトルをレビューしたいと思います。
みなさま、こちらのマシンはご存知でしょうか。
そう、かの有名な究極のシンプルゲームじゃんけんマンです!
耳に残る、独特の…
じゃーん…けーん…
ポン
ずこー
という音声と、そのテンポの良いゲーム性で子どもの頃に腐るほどプレイしました。
どんなゲーム?
ジャンケンマンは、1985年にサンワイズから発売されたメダルゲームです。
いまだにデパートのゲームコーナーなどで見かけるので、もうかれこれ30年近く現役で稼働していることになります。
ここまで連続で稼働しているゲーム機は、世界で見てもないのではないでしょうか笑
ルールは極めてシンプルで、メダルを投入すると
じゃーん…けーん…
という音声とともに手のルーレットが動き始めるので、あとは自分がぐー/ちょき/ぱーのいずれかのボタンを押せば、止まった手によって勝敗が決まります。
あいこになった場合は
あーいこーで…
となるので、再びボタンを押します。
あいこになるとやたらとあいこが続くというジンクスがありました。
イイね!ポイント
子どもから大人まで、万人が楽しめるゲーム性と演出、そして究極のテンポの良さではないでしょうか。
プレイしたことのある人は分かると思いますが、メダルを入れたあと、
じゃーん…けーん…
と言っている途中であってもボタンをおすことができて、速攻で勝負が決まります。
このレスポンスの良さがこのゲームのすべてのキモになっていて、気合を入れて押したり、あえて少し間を開けてみたりと、プレイヤーによって千差万別の楽しみ方ができます。
また、BGMがなく、流れるのはよく分からない少年風の音声と、勝った時の「ぽぽぽぽぽぽ」というルーレット音だけなのですが、むしろそれがいい!ってくらいに盛り上げてくれます。
メダル1枚から遊べるはずなので、見つけたら是非プレイしてみてください!
田舎のイトーヨーカドーや、さびれたジャスコによく置いてある気がします。
ヨクナイね!ポイント
正直、このゲームのコンセプトを考えると、非の打ち所がないのではないでしょうか。
30年も愛され続けているのが、何よりの証拠だと思います。
得られる経験値
- 要素を極限まで減らしても、面白いものは面白い
- 引き算の設計がデキる人が、真のゲームデザイナー
- 音声の偉大さ
たまにはゲーセンにも足を運んでくださいね!