投げた弾が燃える世界|ドッジ弾平
闘球と書いてドッジボールと読む
1992年7月31日にスーパーファミコン用ソフトとして発売された炎の闘球児 ドッジ弾平です!
ドッジ弾平は、コロコロで1989年から1995年まで連載されたこしたてつひろ原作の少年漫画で、1991年にはテレビアニメ化もされています。
こしたてつひろといえば、あの名作「爆走兄弟レッツ&ゴー」の作者として有名ですが、その直前に書いていたのがこのドッジ弾平でした。
小学生の間に熱中する割に、中学に上がるととたんにやらなくなるスポーツ「ドッジボール」を題材にした漫画です。
そんな漫画をゲーム化したこのシリーズは、意外にも何本かリリースされているようですが、わたしがプレイしたのはこのSFC版でした。
どんなゲーム?
くにおくんにもあったような、オーソドックスなドッジボールゲームです。
とんできたボールを、タイミングよくボタンを押してキャッチし、再度ボタンを押して投げるというシンプルなものでした。
ダッシュしながらジャンプして投げると速度と威力がアップするなど、操作のテクニックも多少は必要でしたが、比較的だれにでも楽しめるバランスになっていたと思います。
また、特定のキャラクターは必殺ショットを持っていて、1試合に1回だけ強力なショットを放つことができました。
とはいえ、基本的にやることはコレ↓と変わりませんね。
イイね!ポイント
このゲーム、とにかく友達との対戦が熱いゲームでした!
キャッチの判定が絶妙で、しかもどんなに強力な必殺ショットもタイミングさえ合えば取れるので、足を止めての打ち合いがものすごく盛り上がります。
対戦がものすごく面白いことで、ストーリーをすすめると手に入るチームが増えるためにストーリーをすすめるという無理矢理な動機付けも生まれていました。
また、パスワードに全員珍念を入れると最弱チームができたりする小ネタも、評価を上げるポイントになっていました笑
ヨクナイね!ポイント
全体的によくまとまっているタイトルだと思いますので、特に目立った欠点はないのではないでしょうか。
BGMもいいものが揃っているので、サントラが出たら視聴くらいはしたいですね!
ちなみに、あの有名な空想科学読本で、弾平の投球の速度は最低マッハ290であると確定されたようです。
得られる経験値
- 1ボタンの駆け引きだけでも熱いゲームは作れる
- 大人のドッジボールはなにか1チャンスある気がする
明日も良いゲームライフを!