無機物でも、しゃべれば人間味がわく|チョロQワンダフォー!
ワンダフォー!な大冒険
1999年8月5日に発売された、プレイステーション向けソフトの「チョロQワンダフォー!」です!
チョロQのゲームはいろいろ出ていましたが、個人的にはシリーズの中で一番面白かったタイトルだと思います。 シリーズの最新は2008年のWii版で、ここ7年くらいは新作が出ていないようです。
どんなゲーム?
チョロQのゲームなので、基本的には当然レースゲームなのですが、1人プレイモードが充実しすぎて、 もはやRPGなのではないかと思うほどです。
1人プレイモードでは、レースをしてお金を稼ぎ、パーツを買って新しい街を目指していきます。 街中の探索も、チョロQを走らせて行うので、ただ走り回っているだけでも何となく楽しめます。
フィールドのいたるところには宝箱が隠されていたりするので、それを見つけた時はテンションが上りますよ。
チョロQたちは普通に日本語で会話を繰り広げてきます。
こまっているチョロたちを助ける「クエスト」のようなものも充実していて、かなり長く遊ぶことができます。
パーツを使って自由にカスタマイズするのも、やっぱり安定して面白いですね!
イイね!ポイント
1人プレイモードの移動をすべて「フリーラン」にしている点が、非常にイイね!だと思います。
普通、この手のレースゲームの1人プレイモードとなると、お題が与えられて、それをクリアするためにとにかくレースをしまくるのが 一般的な構成です。なぜならレースゲームだからです笑
でもこのゲームは、そんなことお構いなしに、もはやチョロQの世界観を使って、最初からRPGを作る気だったんじゃないかと思うほどの完成度で、 レーシングRPGがつくられています。
車の挙動も、チョロQならではのローリングドリフトなどがあって、マリオカートくらいの手軽さで操作ができるようになっています。 まさに、RPG好きにもレースゲーム好きにも受け入れられるゲームではないでしょうか。
ヨクナイね!ポイント
シリーズごとに制作会社がいろいろ変わっていて、クオリティが安定しませんでしたが、とうとうゲームが出なくなってしまいました。 タカラトミーのゲームはかなり当たり外れが激しい印象ですが、チョロQは比較的知られているIPだと思うので、まだまだ展開の余地はあると思います。
いっその事、チョロQにサッカーをさせてしまえばいいのではないでしょうか。
得られる経験値
- ジャンルに縛られない大切さ
- 無機物も、しゃべったら人間味が湧く
明日も良いゲームライフを!