大切なことはすべてゲームが教えてくれた

今まで遊んだゲームの分析を主に書いています。

サルを虫取り網で捕まえるには|サルゲッチュ

途端に寒くなってしまいました。このまま季節は冬に突入するのでしょうか!? 毎年「秋」を感じるまもなく冬に突入している気がします。

スティックぐりぐりでおサルをゲッチュ

1999年6月24日に発売されたサルゲッチュです!

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このゲームは、プレイステーション初のデュアルショック専用ゲームとして発売されました。 個人的には、初であったこのゲームが、後発のゲームと比較しても最もうまくデュアルショックを使いこなしていた印象です。

このゲーム、発売後もかなり根強い人気を誇り、現在までシリーズはおよそ10作も出ています! そして、この記事を書くまで知らなかったのですが、アニメ化までされてました…。 恐るべしサル。。。

どんなゲーム?

ジャンルとしては3Dアクションゲームになります。 プレイヤーは主人公の「カケル」を操作し、ステージごとに指定されたサルを捕まえる(ゲッチュ)していくことが目的です。 最初こそ「なぜサルなのか?」という疑問がありますが、プレイしていくうちにそんなものは消え失せます。 おそらく語感が良かったとかそんなところでしょう。

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このゲーム、特筆すべきはその操作方法にあります。 デュアルショック専用ゲームということで、操作は殆どを左右のスティックで行います。

左スティックでカケルを操作し、右スティックで「ガチャメカ」と呼ばれる武器のようなものを操作するのですが…。 最初、慣れるまではとんでもなく手こずります。というのも、基本となる「ゲットアミ(虫取り網のようなもの)」は、スティックを倒した方向に網を振るため、走って猿に近づいても思いがけない方向に網を振ってしまい逃げられる、ということが往々にして起こります。

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ですが、プレイしていくうちに操作にも慣れてくると、本当に直感的にアイテムを動かすことができてきます。 ここまでくればアナタはもうゲッチュの虜になっていることでしょう。

イイね!ポイント

なんといってもゲッチュした時の気持ちよさ、これに尽きると思います。

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さんざん追い掛け回して、サルにおちょくられて、やっとの思いでゲッチュした時は、心の底から「よっっしゃあああ!」と叫んでしまいます。と言うか難度も実際に叫びました。

また、各ステージに隠れている、個性豊かなサルたちを見つけるのもやりこみ要素として非常に楽しいものとなっています。

ヨクナイね!ポイント

操作が限られていたがゆえに、間口は狭かったと思います。デュアルショックを持っていない子どもたちも多かっただけに、2とかのほうが売れたのではないでしょうか?

いまVRとかでリメイクしたらかなり盛り上がるバーチャル鬼ごっこができるかもしれませんね!

また、後半のレベルデザインが割りと凶悪でかなり死んでタイトルからやり直した記憶があります。ストーリークリアはさくっと出来て、やりこみで歯ごたえがある構成でも良かったかなと思います。

得られる経験値

  • 悪いやつでも「殺さずに捕まえる」という信念
  • 動物愛護の心
  • 左右の指を器用に別々に動かすスキル